みなさん、来て(きて)くれてありがとう。
えー、ここでは、そのあんまり話(はなし)をするのが、ぼくはその、にがてなんで、できるだけ絵(え)や図(ず)を使って(つかって)、たのしくやっていきたいと思い(おもい)ます。
とちゅうでかえらないでね、・・・・・おねがい。
ということで、今回(こんかい)は「つくってみよう、その1-日時計(ひどけい)」です。
日時計というのは、一番(いちばん)最初(さいしょ)に人(ひと)が使った時計なんです。
この日時計についてもっとくわしく知りたい(しりたい)人は、クヨウィリー先生の時の歴史のところにいってみてね。で、大昔(おおむかし)の人たちにも作れた(つくれた)んだから、きっとみなさんにもカンタンに作れると思い(おもい)ます 。

いちばんカンタンな、コマ型日時計(コマがたひどけい)を作ってみよう。

●用意(ようい)するもの
画用紙(がようし)またはダンボール、鉛筆(えんぴつ)または竹ひご(たけひご)、定規(じょうぎ)、分度器(ぶんどき)、日本地図(にほんちず)、方位磁石(ほういじしゃく)

1.
画用紙やダンボールなどのかたい紙(かみ)に、コンパスで円(えん/まる)を描こう(えがこう)。大きさ(おおきさ)は半径(はんけい)15センチぐらいから20センチぐらい。
2.
そうしたら、分度器と、定規を使って、その円を15度(ど)ずつにわけてみよう。
この目盛り(めもり)が1時間(じかん)ずつの目盛りだよ。
3.
つぎに、その円をハサミをつかって切り抜こう(きりぬこう)。
4.
円の中心(ちゅうしん)に、竹ひごか、えんぴつをとおして、コマのようにします。
5.
日本地図を開いて(ひらいて)、きみが住んで(すんで)いるところの緯度(いど/地図でいうと横(よこ)の線)が何度(なんど)になっているか調べ(しらべ)よう。
6.
その角度(かくど)をもった直角三角形(ちょっかくさんかっけい)を作ろう。
大きさは図をみてね。
7
その三角形を使って、円のまんなかにとうした竹ひごやえんぴつを動かして(うごかして)三角形がぴったりはまるように動かして位置(いち)が決まった(きまった)らセロテープかなにかでくっつけてね。
8.
目盛りの書いてある面がまっすぐ北を向くように、位置を合わせてね。鉛筆の先が南に向くようにすればOKだよ。
9.
自分(じぶん)の時計を見て(みて)、できたカゲのさしているところに時間を入れてみよう。今、カゲがさしているところが、今(いま)の時間になるよ。
そしたら下の図を見ながら、時間を書き込んで(かきこんで)いこう。
(注意:ちゅうい)
はさみやカッターナイフをつかった工作(こうさく)については、かならず、先生やおとなの人といっしょにおこなってください。


(注意)
太陽(たいよう)は春分(しゅんぶん)・秋分(しゅうぶん)をさかいにして赤道(せきどう)の北、または南がわを移動(いどう)するので時計の目盛りは、表と裏(おもてとうら)の両方(りゅほう)にかいてくださいね。



2000年6月号